もったいない精神 ― 2006/09/08 00:57

在宅ワークってのは完全フレックスだから気ままにやれて良いことは良いのだが、同僚がいないってことは他人の進行状況を把握できないので「期限と分量が適当かどうか」を客観的に計れないという欠点がありますね。死ぬかと思いました。
まぁそんなんで、まるきり時間がないというよりは気持ちに余裕がなくて更新滞ってた訳ですが、期間中いろいろと励ましのメッセージなど頂きましてありがとうございます。昼も夜も何曜日なのかも分からんような生活だったので、骨身に沁みて嬉しかったのです。
さて今日はウチの地区で資源ゴミを回収してるコミュニティセンターへ行ってきたんですが、ここ何年かのコロコロコミックがごっそり積んであるのを見かけてしまいまして。
で、状態も綺麗だったし、勿体無いのでうっかり貰って来てしまったという。
普段コロコロ読まないんですけどね。
ただ神羅万象の記事が載ってるってことは聞いてたんですよ。
コロコロっていつもごっつい付録が挟まってるからなかなか立ち読みもしづらくて。
だからこの機会に、
ありがたく回収させてもらいました。
貴重なのはオリジナルイラストが載ってることですね。カード原画の人じゃないですけど、例えばカードでは確認できない第2弾ポラリスの鎧前面の形なんかが分かります。
そういや2章3段の予約も始まったなぁ・・・。また金が飛ぶなぁ・・・。
仮面ライダーカブト 第31話 ― 2006/09/03 23:30
神代の問題にも決着がつかないうちに、なんとひよりがワーム化するという急展開。ワームには「自分が擬態である自覚」が無い奴もいるってことで確定的か。
そうなると、一回死んでる加賀美にも疑惑が。
きっとじいやもワームなんだよ。あの料理仙人の方がホンモノなんだ!
終いには人類すべてが既にワームの擬態だったなんてオチがつくんじゃなかろうな。
散りばめた伏線をそろそろ回収にかかってるみたいなので、例年のようにぶん投げてしまわないことを願うばかりです。
三島とワームの会話からすると、ハイパーゼクターには時間移動の能力が窺えますね。これは劇場版を踏まえた形。仮にあのハイパーカブトが天道なのだとしたら、何のためにこの中途半端な時期へ戻ってきたのかがよく分からないが。
少なくとも天道の両親らしき二人を樹花が認識できてない時点で、彼らの兄弟関係も怪しくなった訳で。うーん。うまく収束するのだろうか。
「ウ、ガ~ンダ? スーダン?」
なに言ってんだか分からないこの人の一番凄いところは、かけそばを食べ歩いて行き着いただろうはずのこの店でうどんを食すことになっているというミラクルだと思う。
轟轟戦隊ボウケンジャー Task.27「風水占いの罠」 ― 2006/09/03 23:22
チーフ! チーフ!! ブハー!!(歓喜)
あーひさしぶりに腹抱えて笑ったなぁ。今週のチーフの突き抜けた痴態は素晴らし過ぎます。基本コケ芸なのもイイ感じです。
CG技術の向上が可能にした容赦のない責め苦の数々は圧巻。下手に脈絡を挟まず、クレーンは折れるもの、みたいな潔さがテンポを良くしてますね。トラックにはねられる~ガレキの下敷き、あたりの流れは芸術すら感じますよ。
「オアァア~!」とか「へぁぁあぁ・・・」とか、普段チーフが絶対出さないような悲鳴も必聴です。
あと後半は絶妙にやりすぎなのが堪りません。
開運グッズはオチに使うのかなーと思ってたんだけど、まさか着たまま変身してしまうとは。
ついでに「名乗り時の爆発が引火する」というカーレンジャーもやらなかったようなイジり方をボウケンジャーで拝めるとは思いませんでした。
「ハッピーハッピを着ていたおかげで大事には至らなかった!」
いや思いっきりハッピが燃えたように見えましたが…。
つーか今週はそんなツッコミ不粋ですね。
仮面ライダーカブト 第30話 ― 2006/08/27 23:57
結局ここでは雑巾の天ぷらと雑巾のステーキと雑巾うどんしか作ってないのだがそれはそれとして光の料理人と認定された天道は、伝説の白包丁を入手。めでたく生簀を豚の餌へと貶めることに成功します。ホントに何の番組ですかこれは。
そんな大筋の裏では神代&加賀美の絡みもまったりと進行中。
毎週のようにネジの緩んでいく剣ぼっちゃまは馬車での登場です。また余計な金使ってます。本気で再興する気あるのか。
岬にしても、なんでいきなり神代に慕われだしたのか意味不明だろうなぁ。まぁ馬車で来るれたら岬でなくても引くだろうけど。
そしてこの頃情緒不安定気味な田所さんも大活躍。
「うおうっ! サビている!」
つーか料理人やめたなら弟に託しなさいよ。
あまりにもカッ飛んだ新展開で、ちょうど響鬼改変期ともカブってたのでこういうノリが最後まで続くのか?って感じでしたけども、どうやらこれは生簀ワーム前後編だけで、また前の雰囲気に戻りそうですね。
この一貫性の無い世界観をどう処理していいのか分かんないけど、少なくとも今は天上天下唯我独尊の作品が仕上がろうとしている現状をただ盲目的に楽しんだほうが幸せなような気がします。
轟轟戦隊ボウケンジャー Task.26「ガラスの靴」 ― 2006/08/27 23:55
男が4人もいて、王子役がさくらって辺りがボウケンジャーの病んでいる部分だと思います。
そもそもゴードムやジャリュウも謎多き存在ながら、今週は「ガラスの靴に潜む王子様」という輪をかけて不可解な敵が出現。間口が広いですボウケンジャー。これは妖怪の類なんでしょうか。ついでにプレシャス紹介には「シンデレラも王子に食われてしまった」と夢も希望も無いことが書いてあるのが印象的です。
断片的ながら、さくら姐さんがボウケンジャー入りするエピソードもちょっとだけ描かれました。ボウケンジャーって募集じゃなく勧誘なんだね。いきなり自衛隊へ引き抜きに行ってる辺り、ボウケンジャーが最初から「ネガティブとの戦闘」を視野に入れてることが垣間見えます。
「西堀家」がなんぼのモノか分かんないけど、今後家柄の絡む縁談が持ち込まれるとかそんな話も期待させるキーワードですな。
ダイボウケンの運用にも相変わらずトリッキーさがあって良いです。「放水してマリンで滑る」という絵面には、物理を超えた説得力があると思います。
「シンデレーラに呪われーる」
まぁ、思いついちゃったんだろうなぁ。
で、誰かに聞かせたかったんだろうなぁ。
八月の疑問 ― 2006/08/26 00:41
それというのも先週、柄にもなく力の限りプールで泳いだのが原因。
盆に帰省した友人がいきなり海で泳ぎたいとか言うもんだから、七ヶ浜まで車出したんですよ。野郎三人という艶の無い構成で。
……海って台風が来ると遊泳禁止になるんですよ。知らない世界だったなぁ。
仕方なくその日は地元のプールで泳いできたという。
まさに泳ぐしかない四角いプールだったんで、力いっぱい泳いだ挙句に現在の有様。
まぁ海で泳ぐよりはマシだったかもしれないけど。
だって海とか怖くないですか。
俺はもともとアウトドア人じゃないので海水浴なんて数えるぐらいしか行ったことないんです。一番最近でも海に入ったのが約5年前。
一応人並みには泳げるけど、体が波に乗ってぐーっと沖流されてく感触ってなんだかやたらと不安になるんです。だって海には果てが無いんですよ。
これが波の出るプールだったら何分か波が止まる時間があるのに、この自然が作りたもうた波は飽きもせず延々と満ち引きするんですよ。俺がもういいって言っても止まらないんですよ。
まぁ漂流物が上がるってことは、黙って放っとくと陸につく計算なんですが。でも時々、俺の水泳力では引き波に勝てないかも!と思わせるほど波の力が圧倒的だったりするのを感じるともうダメです。うわーっ!って岸に引き返します。
俺は自然ってものが結構怖いんです。
というか「人間がいるべきではない場所」が怖い。
深海とか雪山とか宇宙とか。
ましてやスカイダイビングなんていくら積まれようが絶対やりません。高所恐怖症という言い回しがおかしい。高所が怖くない人の方が病気です。
台風がきたら遊泳禁止なのに、雪が降っても登山は禁止にならないんですかね?
仮面ライダーカブト 第29話 ― 2006/08/20 23:59
……ぶははははは!
いや、久しぶりになんか面白かったですよ。今週のカブトは。
説明も脈絡もなくいきなり伝説の黒包丁なるものが登場し、しかも正当継承者にしか抜けないという仮面ライダーとは関係のないいわく付き。
そしてこれまた唐突に登場する謎の料理人、生簀。なんでも最高と言って食う妹にすら不味いと言わせる奇跡の腕前ながら、どうやらワームらしいです。生簀という男の擬態なのかなんなのか、説明されないので分かりません。いや、どっちでもいいんですけどね。ぶっちゃけどうでもいいことなんで。
確か俺は仮面ライダー剣の時もこんなことを言った記憶があるんですが、カブトもやっぱり見方を間違えてました。
ワームって? 渋谷隕石って? マスクドライダー計画って?
なんて、そんなことにどうでもいいんですよ。
料理を食った人が天使になって空を飛ぶ番組に整合性を求めてなんになるっていうんですか。
政府の要人を集めるパーティだからこそ、料理は無難な方が良いのでは?なんて無粋なことを言っちゃダメなんですよ。
そばの味に烈火の如く怒り出す田所さんだって、その設定に意味を求めたりしちゃダメなんですよ。
さて一方の天道勢も、先週思わせぶりに登場したハイパーフォームカブトは「あれは誰かしら?」なんて呑気な台詞ひとつであっさりスルーされ、大方の予想を裏切りまだバイトをクビになってなかった加賀美がサルで働いているという意外な絵を見ることが出来ます。要求してないのにひよりのまかないが出てきたり、「加賀美だけは食べられない」というお約束ももはや働いてません。恐ろしいほど世界が平和です。既にワームも生ごみを漁るカラスと同レベルに堕ちています。
さっきまでワームと戦っていた天道がキッチンスタジアムに飛び込んできたりと場面の転換も目まぐるしく、ついでに神代がワームだったこともいきなり加賀美にバレました。
なんとなくアギトのラストみたいな匂いがします。
轟轟戦隊ボウケンジャー Task.25「禁断の果実」 ― 2006/08/20 23:58
一応ここら辺がボウケンシルバー加入編の締め括りってとこでしょうか。
せっかく知恵の実を食べて知識を身につけたのに、人類への警鐘が自分の使命だとこだわるアクタガミの姿を、アシュ退治を使命だとこだわる自分に重ね合わせて……なのかどうか、状況が微妙に違うので良く分からないがとにかくそんな感じ。つまり「アシュは俺の手で!」っていう妄執から解放されたのだと見てOKか?
だからって晴れてボウケンジャーの一員になったかっていうと、まだどうも出向してきた社員みたいな雰囲気を拭えてない気はするのだが。
いつものようになんとなくプレシャスの匂いを嗅ぎつけてくるジャリュウ族の皆さんも健在です。知恵をつけたジャリュウ達が完全にリュウオーン様を馬鹿にしてるのが印象的でした。冷静になると尊敬する部分が無いんだろうなぁ。
ダークシャドウのゴミの中に何故ボーリングセットがあるのかはともかく、ヒマな時にボーリングで遊んでたのかもしれないヤイバ様の姿を想像すると和みます。
初ワンフェス楽しかった。 ― 2006/08/20 23:51
というのも、今年に限ってどういう訳かウチの父親がワンフェスに行きたいと熱望。
ただの戦闘機模型好きであるサラリーマンの父を一人で生粋のオタクイベントへ送り出す不安もあり、なし崩し的に俺も付き添うことになってしまった訳ですが。
よもやこんな形で初ビッグサイトの地を踏むことになろうとは思ってませんでした。逆にこんな契機がなければ一生行かなかったかもしれないので、往復の新幹線が父親持ちだったことを考えればラッキーだったと言えなくもない。
で、すみません。俺はワンフェスのことを全然知りませんでした。ナメてました。
あんなに人がいるとは思いませんでした。
なんの用意もしていかなかったので、入場行列に並んでる間は日射病と脱水で死ぬかと思いました。
ワンフェスこえー。
そんな風にのっけから田舎者として洗礼を浴びてしまった訳ですが、イベントそのものはただひたすら楽しかったです。広い会場のどこを見てもフィギュアと玩具しかないなんて。ああ。夢のよう。
実際そんなに軍資金があるわけじゃなかったんで、脳天のどっかが開いて買い物しまくるほど正気を失うことはなかったですが、間近に見て回るだけで十分楽しかったです。そもそも、ちょっといいなーと思うものは大体完売してたし。企業ブースに足を取られすぎたのが敗因なのか。そうなのか。
展示品の写真を撮る人が凄くいっぱいいたのは意外と言えば意外でしたね。あれが全部雑誌とかの記者の人ってことはないだろうし。
予算が無くて買えないものをせめて写真で!という気持ちなら俺にも分かるけど、見た感じ写真を撮ることが主目的みたいでした。そういう楽しみ方もあるということですね。
とりあえず隅から隅まで歩いただけで、運動不足絶頂の俺は満身創痍。「さっきあそこで見たあれを買いに戻ろうかな?」っていう意欲に体力がついていかず、果てました。2倍の体力と3倍の資金があったら5倍は楽しいイベントだったろうに……うう。
別行動だった親父はテンション上がりまくりでピンピンしてました。「零戦買ったー!」と少年のようにはしゃいでおりました。電車で広げようとするのを制止するのが大変でした。この中年の体力はどこから……。
まぁ喜んでくれたようなので、些か澱んだ形ではあれ、いい親孝行になったと言えましょう。
次は是非、潤沢な体力と金を携えて行こうと思います。
劇場版ボウケン&カブトに行ったけど…… ― 2006/08/19 00:02
失敗したなぁ。世間はお盆なんだよなぁ。
ビックリするぐらい混んでる映画館を見てそのことに気がつきました。
そういう訳で、何をしに映画館かっつうと勿論ボウケンジャー&カブトですよ。小さいお友達に紛れてこそこそ見てまいりました。
入口で配ってた入場者プレゼント(うちわみたいなやつ)、係のお兄さんは一瞬迷ってたけど俺にはくれませんでした。ここで「俺にもくれ!」って手を出せる図太さがあれば……。
この先はネタバレを含みますのでご注意を。
轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス
謎の山、謎の生物、謎の美少女、謎のおっさん、と色んな要素に囲まれたボウケンジャー映画でしたが……うーん。ちょっと散漫だったかな。いきなり後ろ向き感想で申し訳ない。
冒頭のネガティブ大集結は圧巻だったですよ。それぞれにイメージカラーがあるんで、一堂に会すると彩りが豪華。三割り増しぐらいで投入された戦闘員も絶妙に多すぎていい感じ。
でもここが映画のピークで、後はなんだか尻すぼみに。
ネガティブの出番が実質コレだけだったのも残念。そのせいで、山へ行く目的があやふやになってしまったのは否めない。「恐竜を絶滅させた生物」も、思わせぶりに出てきた割にあんまり幅を利かせずに終わってしまったし。
今回はプレシャス入手っていうより、明石にとっての「自分だけの宝」とは?ってのが主題だったんで、「争奪戦」の色合いが薄くなるのは仕方ないと言えば仕方ないのかな。
最初の派手さがあっただけに、最終決戦がハイド・ジーン一体だけというのもかなりの落差が。せっかくだから虫軍団が再登場しても良かったのに。
巨大戦もいまひとつ見所に欠けた感じが。敵がずるずる長い割に戦闘は頭の部分だけに終始してしまったんだよな。
尺が短いだけに、もっと構造を単純にしても良かったかな?という印象。
その意味では去年のマジレン映画の方がよく出来てたと思います。
とりあえず虫に怯えるさくら姐さんとチーフの尻には加点。よくやった。
劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE
これは……もう……どう言えばいいのか……。
色んなことを「こういうことか?」って強引に補完してっても、絶対的に説明不足過ぎて何がなんだか分かりません。
・ネオZECTがZECTから離反した理由に具体性が見えない。
・天空の梯子計画を乗っ取ることの将来性が見えない。
・加賀美とひよりの関係が唐突過ぎて落ち着かない。
・ひよりに対する天道の態度も豹変が過ぎて落ち着かない。
・新ライダー、案の定使い捨て……。
・水が干上がったという緊迫した世界に対しサルの中が呑気すぎる。
・ワームが話に絡んでない。
・ていうかパラレル劇場版はもうやめね?
……そんな感じです。
ラストでテレビ版に繋がるような素振りも見せてますけど、ぶっちゃけそんなのどっちでもいいっつうか……。
変に愛とか裏切りとかこんがらがった話をやらなくても、同じ予算使って痛快娯楽大作にはじゃダメなのか。
この際パラレルでもいいから、天空の梯子計画を阻止しようとするカブトと、計画の裏を知って加勢するガタックが、ZECT最強の3ライダーを撃破するぜ!ってなもんでいいじゃん。いらないよネオゼクトだの。宇宙だの。
ふぬぬぬぬ。なんで面白かったーっ!って劇場を後にさせてくれないんだかなぁ……。
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