轟轟戦隊ボウケンジャー Task.20「新たなる巨人」2006/07/16 23:11



 ゴードムエンジンによって作り出された巨神ガガドムを奪い、プレシャス・雷砲を使って街を破壊するクエスター。ダイボウケンで対抗するボウケンジャーだったが、アクセルスーツに干渉するゴードムエンジンの働きによって、なす術なく倒されてしまう。

 ああ、もう後はゴードムエンジンに影響を受けないボウケンシルバーに戦ってもらうしか!という最高の舞台を用意された上で、今週は待望の高丘陥落の巻でございます。

 前回チーフの謀略によって落ちかけながらも、「アシュの血」への不安から仲間入りを拒否した映士。そんな彼に今週は菜月でダメ押しです。

 高丘夫婦のエピソードにもうちょっと尺が使えれば面白かったかな。そうでないとアシュの血を受け入れる映士がやや唐突な感じではある。
 アシュとの混血であることに映士があそこまでショックを受けるわけだから、父親もそういう教育をしてきてる訳だし。母親がアシュだというのに。
 夫婦を取り巻く種族間の軋轢なんかを交えて、それでも母親に愛されていたってことが具体的に示されればもうちょい説得力が乗ったんではないかと。

 まぁあんまり中身のない菜月の説得ってよりは、チーフに植え付けられた「冒険」という言葉の毒に魅入られた感じではありますが。

 肝心なのは登場からここまで余すところなく発揮されている映士のツンデレっぷりの方なので、背景なんかどうでもいいと言えばどうでもいい。

 だって聞きましたか。「俺様がいなきゃ戦えないみたいだからな!」ですよ。萌えっぽく言うと「あたしがいなきゃなんにもできないんだから!」ですよ。もう野菜を食うとかの余計なキャラ付けなんて必要ないレベルですよ。

 ある意味最後の「しょうがねえな」って隊員服に袖を通すところで完成を見たと言えましょう。変身後同様に夏場はキツそうな眩しさです。


 高丘だ映士だとそればっか目に入りがちですが、地味に体張ってたチーフたちの活躍も素晴らしかったと思います。ゴーゴービークルは合体しなくてもそこそこ戦えそうな頼もしさがイイですね。

 それもジャッキアップの存在感に全部持っていかれたのが惜しまれますが。

 
 今回のことに懲りず、これからもみんなに冷遇されるガジャ様でいて欲しいです。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.19「眩き冒険者」2006/07/09 23:45

高丘祭り

 ゴーゴーレスキュー計画ねぇ……。サージェスはなんでもやるなぁ。
 その割にボウケンシルバーの装備が物凄くプレシャス探し向きな気はしますけど。でも直球ネーミングは好き。サガスナイパーて。

 そういうわけでボウケンシルバー誕生編です。
のっけから「おう!お前か!」っていう妙に嬉しそうな映士っぷりが印象的でしたが。

 相変わらずチーフは人の心のやらかい部分を刺激するのが得意っつうか何つうか。ホントは仲間欲しいサインみたいなのを見抜いちゃうんだろうね。
確かに素性の怪しさでは引けを取らない連中ばっかりだしな。

「さくら姐さんは特殊部隊だろうが!」

 いや、それは比較的真っ当じゃん。


 あと特筆すべきはガジャ様でしょうか。
 瞬間記憶能力だったり、ゴードムエンジンを実際作りあげてしまう技術力だったり、いろんな能力を持っているのにどうも上手く生かせない星の下にあるようで。
 多分この人こそただ仲間が欲しいだけなんだろうけど。最近の動きは「ボウケンジャーにかまって欲しいからプレシャスを横取りしてる」ようにしか見えないもの。


 今年は最終的にロボ何台になるんだろう……。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.18「生きていた男」2006/06/25 10:34


 まぁ二人のやり取りを聞く限り、明石を解任する意思を示しているのはミスターボイスなんだから、問い詰めるならミスターボイスの方だろうなんて思う訳ですが。
 肝心なのはそういうことにも目が行かなくなるぐらい、さくら姐さんが「辞める明石」にうろたえていることなんですよ。なんかそういうのいいよね。いいと思う。俺は。

 さて今週は、素で戦ってもボウケンジャー相手なら十分勝てそうなアシュ勢が、サージェスでその存在を認知していながら放っておいた「兵の弓」で武装し大暴れの巻。……仕事しろよサージャス。

 それにしても……ビルの壁も貫通し、レイですら一撃で屠る兵の弓をまともにくらって肋骨折れるぐらいで済んでる明石ってのも納得いかないところが。
 つうかデュアルクラッシャー効かない時点でボウケンジャーには勝てるんだから、「兵の弓」とか余計なもの掘り出さなければ良かったのに……。

 以前ラギにも「冒険ごっこ」呼ばわりされてたチーフですけども、今回高丘にも同じようなこと言われて今度は開き直りました。

だって俺、冒険好きだもん!!」(意訳)

 ということで完全復活。

 回を追うごとに、チーフが頼れるリーダーから屈強な趣味人へと変貌していく……。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.17「アシュの鏡」2006/06/11 23:22

 バンダイ販促月間も一段落し、今週からは新展開。第四のネガティブ、アシュ登場です。

 人類とは違う進化を遂げた人類ってことで「亜種」を意味するんだと思うけど、ジャリュウとかツクモガミとかの妖怪変化が闊歩している中で、今更「伝承にあるような妖怪や悪魔」に出てこられてもキャラ被ってる印象は拭えないなー。

 で、闇のヤイバすら軽く一蹴する力を持つアシュに対し、なす術もないボウケンジャー。そこへ、アシュの監視者を名乗るナゾの男、高丘登場。
 父親絡みでガイとの間に因縁があるらしいけど、「俺の獲物に手を出すな!」とか言ってボウケンジャーに斬りかかったりするほどの激情家でもない様子。これは6人目の伏線なのだろうか。だとすると立場的にも性格的にもなんだか煮え切らないキャラのような気がする。野菜を食うのもいまひとつ浮いてるぞ。

「東京も汚くなった……」

 オマエ幾つだよ。


 それにしても今週のボウケンジャーはまったくいいところなし。アシュにはまるっきり敵わず(その前に闇のヤイバにも敵わず)、プレシャスはまんまと高丘に横取りされ、挙句に高丘の張った罠を台無しにしてイエローも攫われてしまうという大失態の連続。
 
 まだ結束の固いチームとは言い難いから仕方ないかもしれないけど、不測の事態にはもっとチーフに高いリーダーシップを期待したいところだ。

 
 菜月が九九出来ない子なのは、記憶喪失のせいだよね。……だよね?

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.16「水のクリスタル」2006/06/04 22:12

 今週は水の都編の後編。

 それなりにいい話ではあるのだけれども、水の民の想いについてはどうも希薄な気がするな。
 ラギが肉体を改造してまで(しかも自分は海に帰れないのに)水の都を復活させようとしていることになんだか説得力が乗らないんですよ。

 例えば水の民は特別寿命が長くて、水の都が海底にあった頃を知識ではなく経験としてラギが知っているというなら、明石に対して怒りだすのも分かるんだけど。
 ただ漠然とした憧れで水の都を欲しているのならそれは明石とレベルが変わらないではないか。
 地上に弱いったって、砂漠になった水の都で何百年も生きながらえてる民族が今更水の都を欲する理由はなんだというのだろう。
 いずれにせよ「水の都が復活しなきゃいけない理由」にもう少し緊迫感が欲しかったところだ。

 さて一方では、先日史上最速の勢いでスーパー化したダイボウケンがさらに一体追加して完璧ダイボウケンに。んんんんん……。今期のパワーインフレはこれで一応の停滞期を迎えると思ってよいのだろうか。どうせなら全合体よりも「パワーかスピードか」っていう択一式の換装だったらいいのになぁ。

 でもゴーゴージェットとゾラドの空中戦は出色の出来栄えだったと思います。超かっこええ。強いて言えば、合体して飛行できることの方に意味が欲しかったなぁ。ゾラドとナーガも合体して飛んじゃうとかね。

 
 水の都には戻れても、結局ラギの体があのままだというところに深い業を感じます。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.15「水の都」2006/05/28 22:30

 今回、全般的に適当に作った気配が漂ってるのは気のせいでしょうか。

 ずーっと眠ってたガジャ様ならともかくとして、もはや数百年前に滅んだ馴染みの薄い文明にあそこまでラギが執着する理由がどうもピンとこない。俺が思うに、アクアクリスタルを探しに出た先人たちは、みんな野に下ったから帰ってこないんだよ。多分。

 つうか砂に沈んでもそこで暮らせてるのがすげえよ。別に無理やり水中に住む意味はないと思うがなぁ。地上で全然普通に暮らせるじゃん。土地がなくなった訳じゃないんだし。

 額の石を持って生まれてくるってことは、姿は似てても彼らは人類じゃないんだろうな。もともと何だったのか分かんないけどわずか1000年でそこまで進化を遂げる生き物って。

「この砂漠地帯だけで発見される石……」

 水の民人間の死骸じゃん!

 なにより、遺跡の一部が露出しているにも関わらずいまだ伝説扱いなのが賞賛に値する。サージェスは意外とプレシャスの絡まない遺跡に興味なしと見た。


「自分たちの物でもないくせに返せとは、図々しいな」

 お前らの物でもねぇ!

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.14「甦る過去」2006/05/21 20:40

 菜月が可愛かったので、真墨は菜月の両親を殺して誘拐しました、というが今回のお話。(違う)

 菜月の素性に迫る編と見せかけて実は全部デタラメだったので、単に菜月の真墨に対する好感度が上昇しただけのエピソードになってますけども、これによって真墨とどうこうって雰囲気でもないみたいなので多分菜月は今後もチーフに言い寄ったり蒼太と乳繰り合ったりするものと思われます。

 ていうかネンドガミの便利な能力があれば、いるのかいないのか分からない妹の存在を無理に信じ込ませる必要もない気がするけど。菜月がああも簡単に信じることまで想定内だったのなら別だが。

 今回は珍しくプレシャスは完全なオマケ。ツクモガミがそれを使ってパワーアップしたりとかも一切なくあっさり回収されてしまいました。相変わらずダークシャドウが盲目的に飛びついてる点は同じだけどな。 

 あと今週のさくら姐さん。

「やると思いました! 登場の瞬間から!」

 なんでも率直に言えるのは彼女の美徳です。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.13「かぐや姫の宝」2006/05/14 16:57

 つまりかぐや姫をただのフィクションだと解釈してないことは分かったが、じゃあ結局かぐや姫って?って部分はスルーなのがボウケンジャーですね。とにかくお宝と名のつくものは出自に関係なくトラップの中にあるのが当たり前なんだよ。

 蒼太が本当にただのたらしでなくて良かったというべきなんだろうが、そこはかとなく悪どいよブルー。つうか、五つの宝と不死薬の関係を知らないジャリュウ族が富士山より前にセレネーを襲撃する可能性だってあるだろう。フォローしてやんなさいよ。

 やっぱり性能の特化した装備を持つからには、臨機応変な運用ができた方がいいよね。その意味ではダイボウケンからジャイロだけ外して使う、みたいな使い方は面白いと思います。

 ただ、「失敗すれば吹っ飛ぶ」ようなス-パーダイボウケンの安易な使用は控えた方が良いかと。


「本気で俺たちを出し抜けると思ってたのか?」

 オマエは何にもしてねぇ!

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.12「ハーメルンの笛」2006/05/07 22:07

 子どもを呼び集め、その命と引き換えに強大な力を生み出す「ハーメルンの笛」を狙うダークシャドウ。どうにか笛を取り返したボウケンジャーだったが、実はハーメルンの笛はもうひとつあり……みたいなことはどうでもよくて、今週はピンクの活躍に尽きると思います。

落ちてしまった以上、出来ることはなにもありません」

 さくらさーん! さくら姐さーん! さ(エンドレス)

 だって彼女のことだから、アクセルラーが直る時間はおろかチーフが治る時間も読んでたに違いないですよ。
 さすがに自衛隊は銃器を貸してくれないだろうし、昔のツテっていうのは確実に非合法なルートだろうなぁ。

 ああ、クールっスよ。リアリストっスよ。ミステリアスっスよ。どうしましょう。どうしたらいいですか。

 一方の蒼太はこのままだんだん真墨組に吸収されていきそうな予感が。

 
 どうでもいいけどネガティブの人たちはなんだか分からない「良さそうなもの」な情報にガツガツ食いつくよなぁ。この「世界とか征服したいけど資金や戦力に乏しい」というやるせなさは過去の悪役と一線を画する部分ではなかろうか。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.11「孤島の決戦」2006/04/30 21:40

 仲間のことを考えたのなら、わざわざ追ってこれるようにヒントを残していく意味はないよなぁ、なんて腑に落ちない感じで見ておりましたけれども。

 いや、すべてが明石チーフの冒険スピリットのなせる業だったとは。

 でも素晴らしいデスよチーフ。ただ真面目なだけのリーダーじゃなかったんですね。扉があったらとりあえず開けちゃうタイプの人だったんですね。冒険バカっぷりが強調されてキャラクターがさらに立ちましたよ。

 一方で今回はガジャ様も大活躍。

 ダイボウケンを鹵獲した理由が「島中掘り起こそうと思った」だったり、そうかと思えば「いまどきの機械は苦手」だったり、何が埋まってるかも良く分からないのに先走りすぎです。

 でもなんだかんだとそそのかされて、今後もリュウオーンはいいように使われちゃうんだろうなぁ。

 
 サージェスの極秘事項っていう意味では、原理を示してある写本よりも強奪されたダイボウケンそのものの方がよっぽど緊急事態だよなぁ。なんか対応しろよサージェス。